試作BIG GAME対応フロロリーダーインプレ!

沖縄県在住のコラボレーター大城耕氏よりBIG GAME対応の試作フロロカーボンショックリーダーのレポートが届きました!

「沖縄の魚を釣るためのリーダーを作りたい」 担当のM氏の依頼によりキャスティング対応のフロロカーボンショックリーダーの試作テストを引き受けたのが4年前のこと。

PE1.5号を基準に組んだタックルでタマンやオニヒラアジといったライトゲームにおける最強ターゲットをしっかりと獲りたいという考えの元、

テストを繰り返して完成させたのがキャスティング対応のフロロカーボンショックリーダーである「DANBULL GAME ダンブルゲーム」https://www.dan-line.co.jp/archives/200だった。

今回はダンブルゲームを更に進化させてジギングに特化したのBIG GAME対応のフロロカーボンショックリーダーのテストを依頼された。

サンプルとして預かったのは70,80,100,130LBの4種類。

そのうち70,100,130LBを今回のジギングに使用した。

まず感じたのはソフトに加工されたフロロカーボンラインの結びやすさだ。フロロカーボン130LBという太い番手でも驚くほどしっかりとノットが決まる。

これほど柔らかく絞め込みやすいフロロカーボンラインを今まで見たことは無い。DANの技術のなせる技だと感心した。

しかしその柔らかさが仇となり、リーダーを長く取った場合には300g以上のジグの動きが若干鈍くなっている様な感じもした。

この辺はこれから色々とテストをしてノットの結びやすさとライン自体の感度とのちょうどいいバランスを見つけて行かなくてならない。

肝心の釣果はと言うと…3kg~5kg程のカンパチを4匹ほど釣り上げた。

130LBフロロカーボンショックリーダーに300g+のジグを使っての釣り。

狙っていた獲物はもっともっと大きなカンパチだったことを考えると、些か寂しい釣果にも思える。

今回使用したフロロカーボンショックリーダーは最初のプロトとしてはとてもレベルの高い仕上がりになっていると思う。

しかし完璧主義者である担当M氏はこの程度の製品では満足出来ないのではないか。

このリーダーがこの先どの様な進化を見せてくれるか楽しみである。